自分の性格が大好き！という人もいれば、いつも自己嫌悪に陥ってしまってどんよりしてしまったり、「性格を変えたい」と思いながらも変われずにいる人も少なくありません。
自分では変わったと思っていても、周囲の人から見れば変化がない、逆に自分は変わった実感がないのに、周囲から「変わったね」って言われることもあります。
この記事を読んでくれているあなたも、性格が変わるきっかけを探しに、ここにきてくれたのだと思います。
私と一緒に、あなたのきっかけを見つけていきましょうね！寄り添いながらサポートしますよ！
自分の性格は、変わるきっかけをただただ待っているだけでは変わりません。自ら、アクションを起こすことで、望む未来を手に入れることができます！
なりたい自分になるためには、今の自分を受け入れて、過去ではなく未来を見つめて進んでいくんです！
- 性格が変わるきっかけを探している
- なりたい自分に近づきたい
- 「雰囲気変わったね！」と言われたい
- 自己嫌悪から解放されたい
性格が変わるきっかけが欲しい
結論から言ってしまうと、人の性格が変わるきっかけというのは、人それぞれ違うということです。
そして、劇的に性格が変わるほどのきっかけというのは一度きりの人生でそう何度も訪れることではありません。
あなたの人生を大きく変えるほどの「きっかけ」は、奇跡的な偶然の積み重ねであなたに舞い降りることもあれば、自分自身の小さな行動の積み重ねがあなたを変えることもあります。
そうは言っても、変わりたいと思っていてもなかなか…。何をどうしたらいいのか、全然わからない。
自分のことが大好きで自信に満ち溢れている人って、そうでない人からするととても眩しく映ります。
生き方がかっこいい、話し方も感じよく、所作も美しい、人をうらやむ気持ちはいくらでも沸いて出てきちゃいますよね。
人は人、自分は自分、それはわかっていても、私もあんな風にキラキラした人になりたい！
性格が変わるきっかけが欲しい！
そう思っている人は、私を含め、多いと思います。
「自分のことが大好き」という人よりも「好きなところはあるけど嫌いなところもたくさんある」や「嫌なところばかり」に意識がいってしまって、自己嫌悪に陥ってしまいがち。
自分のことが好きになれないだけでなく、嫌いだと、自信を持つことができずに時には生きるのが辛いとすら思ってしまうこともあります。
さらに、人間関係でうまくいかなかったりすると、「あのとき笑顔で接することができれば…」や「あんなこと言わなければよかったな…」と思うことも多く、つくづく自分の性格が嫌になります。
そんな私たちは、いつもと言っていいほど、「性格が変わるきっかけが欲しい」と待ち望んでいます。
こんな経験ありませんか？
たったひとこと、「ありがとう」と言うだけで自分の気持ちを伝えることができるのに言えなかったこと。
たった１回、後回しにしてしまったことで大切なチャンスを見逃してしまったこと。
たった今、変わるチャンスがあるのに自分に言い訳をして離れてしまうこと。
今まではいろんな失敗をしてきたかもしれません。
でも、これからは、やらずに後悔するよりやって前向きに歩いて悔いのない人生を歩みたい。
少しでもそう思っていたら、一緒に変えていきましょう。
いつだって、「もう遅い」なんてことはありません。
決意できたとき、一歩踏み出したときが始め時です。
性格が変わるきっかけで悩んだ日々
人生を歩んでいると、思いがけないタイミングやジワジワと迫るように試練や壁が迫ってきます。
その中でも、自分の性格に悩む場面は誰もが一度は直面し、あるいは何度も経験することです。
そのたびに、悩み、苦しみ、そのときは最善だと思う道を選んで成長してきていますよね。
私にも、過去に失敗したことがたくさんあります。
友人とふたりで話していて、それまではわきあいあいと話していたのに、あるタイミングから友人のリアクションがどうもよそよそしい…。具合が悪いのかな？嫌なことがあったのかな？と思いながら、数日が経過。
その後、友人の態度は変わらないばかりかよそよそしくなり悪化するばかり。
意を決して、友人に聞いてみた。（今にして思えば、本当に聞いてよかった。）
あるタイミングで発してしまった私の言葉で深く傷ついてしまっていたとのこと。
私はそんなつもりで言ったわけじゃなかったにせよ、その友人にとっては看過できない言葉だった。
私の友人に対する気持ちは好意しかなかったのに、傷つけてしまい、配慮が足りない言葉のナイフで刺してしまったことは本当に後悔しかありません。
本当に勇気が要ったことですが、ちゃんと気持ちを伝えて理解しあえたことで、今では前以上に仲良くしてくれています。
人生には、愛情と学びが必要です。
もし、友人に対する愛情が少なければ、自分の性格で直すべきところに気づくこともなかったし、もし、友人の態度の理由を知りたいと思わなければ不快にさせない表現を学ぶこともできなかったかもしれません。
私自身の性格が変わるきっかけになる出来事は、この話以外にもあるのですが、今回はここまでにして、性格に影響が出るほどの出来事となると、普段の生活ではなかなかないように感じます。
では、どんな出来事があなたを変える可能性があるのか、お話します。
性格が変わるきっかけになった実際の出来事
私や、私の周りにいる人の性格が変わるきっかけになった実際の出来事を紹介します。
私の体験談もここに書いています。きっかけはある日突然かもしれないし、起こるべくして起こっているのかもしれませんね。
最初に就職した会社では、誰にでも楽しく話すことができるコミュ力モンスターがいました。私は、あの人みたいになりたい、私もいろんな人と楽しく話したいと思っていました。あるとき、その人とふたりで話す機会があって、「あなたみたいになりたくて憧れてるんです！」と言ったときのひとことが私を変えるきっかけになりました。屈託のない笑顔で「なればいいじゃん！私にできるんだからあならにもできるよ！」と言われて雷が落ちたような気持ち。それ以来、私らしく、自分から笑顔で話しかけるようにしています。
学生時代、自分にまったく自信がなく、髪型も服装も地味なものばかり選んでいました。学校の友達みんなにもそう認識されていたのですが、アルバイトを始めたことがきっかけで自信の無さが変わりました。バイト先には年上の方が多く、私を見て「髪型変えたりおしゃれしていいんだよ。」って言われて、自分の殻を外から壊してもらったような気分でした。いろんな髪型や服装を楽しむことで、毎日がぱぁっと明るくなりました。
若い頃から、人に頼るのが苦手でした。何でも自分でやらなきゃ気が済まなくて、いっぱいいっぱいになっても「お願いします。」の一言が言えずにいました。離婚をきっかけに、一人で子供を育てなくてはならなくなり、精神的にも肉体的にも限界が来て倒れてしまいました。その時、年上の知人に「もう一人頑張らないで、甘えていいんだよ。」と言われて涙が止まりませんでした。人に何かを頼む事は迷惑だと思っていたけれど、勇気を出して甘える事ができるようになりました。それからは心も体も楽になり、今ではすっかりお願い上手になりました♪
継続が苦手で何をしても三日坊主で終わってしまっていました。万年ダイエッターで恋愛からも遠ざかる日々。しかしある日、数年ぶりに彼氏ができたことがきっかけとなり、もう言い訳は辞めて、永遠に愛される綺麗な私でいたい！と本気で思い、自分自身と本気で向き合いながら、食事制限と運動を３年続けました。帰宅するとまず甘いものを食べて横になっていた私が、栄養バランスの整った彩のある料理を作り、欠かさず筋トレできるようになったおかげで、彼にも大切にされ、憧れのウェディングドレスを美しく着ることができました。
私は自分の事が大嫌いでした。自分の良いところがわからず否定ばかりしていて、人に褒められたり、評価されても全く受け入れられなかったのです。今の自分ではだめだと思っていたので、どれだけ努力しても決して満足できない日々でした。ある時ふと鏡を見ると、笑顔のない、今にも泣きそうな自分に気が付きました。私は、なぜ自分に優しくしてこなかったのだろう、ごめんねという思いが溢れてきて、これからは少しずつでも自分を受け入れようと思いました。何もできなくても、失敗しても、自分に頑張ったね、大好きだよと声をかけました。完全じゃないけれど、自分の事が少しずつ受け入れる事ができるようになり、柔らかい笑顔でいられるようになったことを、実感しています。
性格が変わるきっかけになる要素
あなたを変えるきっかけとなる具体的な出来事を見てみると、次のような要素に視点を変えることができます。
この要素には、自分で積極的に得ることができる要素や、不可抗力的に遭遇してしまうもの、毎日の積み重ねが必要なものなど、いろんな観点からみることができるので、わかりやすく解説します。
人との出会いと別れ
人と人とは引力のように引き合い出会うべくして出会うと言いますが、出会いがあれば別れもあります。
このことは諸説ありますが、「人が一生に出会う人の３にまつわる数字」というのを知っていますか？
人生で何らかの接点を持つ人が30000人
学校、仕事などを通じて近い関係になるのが3000人
親しい会話ができる関係が300人
友達と呼べる関係が30人
親友と呼べる人が3人
世界の総人口が80億人に達している現代では、自分となんらかの接点を持つ人数が30000人だとすると0.000375%という想像もつかないような低い確率です。
例えるなら、サイコロ７つが１回目で全部同じ目が出る確率よりももっと低く、それくらい一生のうちで出会うことができる人はほんの僅かです。
そう考えると、私やあなたが出会っている人、これから出会うであろう人、家族や恋人、カフェの店員さんや電車で隣に座った人でさえ、本当に少ない確率で奇跡的な接点を持っていると思えませんか？
中には、知合いたくなかった人もいれば、なぜか気になる人、やたら関わってくる人、安心できる人、いろんな人がいて、だからこそいろんな感じ方ができます。
人の考えを知り、行動を見て、気持ちを共有することこそ、性格が変わるきっかけになるのです。
新しい出会いは、あなたに何か素敵なきっかけを与えてくれるかもしれませんよ？
心が揺り動かされる感動体験
断言します。
心が揺り動かされるほどの感動体験をした人は幸せです。
まったく予想できないタイミングでこれは訪れます。
まさに青天の霹靂、このときのあなたはきっと目がキラキラしていることでしょう。
その人によって様々ですが、心の琴線に触れる出来事があったときに、人は激しく心を揺り動かされて、感動的な体験をします。
- ひとめ惚れのような心のトキメキ
- 圧倒的スケールの壮大な自然を感じたとき
- 積年の努力で困難や障害を克服したとき
- 感性を刺激する芸術品に触れたとき
- 見知らぬ土地で人の親切を受けたとき
- 大切なものを紛失して届けてくれた人がいたとき
心が揺り動かされるほどの感動ができるかどうかは、奇跡的なタイミングで起こります。
ただ人に親切にされるよりも、見知らぬ土地で困り果てた末に助けてもらったときとでは、感動の度合いが変わるように、感情を受け取るときの心理状態にも左右されます。
心の奥深いところで感情が刺激されるので、この体験は人によっては別人だと思えるくらい性格が変わるきっかけになるかもしれません。
大きな病気や事故に遭う
人生において、大きな病気を患うことや事故に遭ってしまうことは、さながら人生の道にぽっかり空いた穴につまづくようなことで、起き上がり再び立つためには強大なエネルギーが必要です。
例えば、健康な状態から病気に見舞われると、自分の身体と真剣に向き合うことが求められます。
痛みや不安、不自由を感じながらも、それらを乗り越えるために心を奮い立たせたり、周囲の人の愛情や思いやりを感じたり、完治に向かっていく。
その過程では、自分自身の新たな強さや忍耐力を見つけることができるはずです。
また、他人の優しさや支援に触れることで、共感力や感謝の気持ちが深まり、人間関係をより豊かなものに変えることができるでしょう。
事故に遭った場合も、思いがけず命の危機に直面し、死の恐怖や大切なものを失うかもしれない不安と向き合う中で、自分の持つ深層心理を垣間見ることができたり、病気と同じように命の大切さを実感することになります。
長い人生の道中では、晴れの日ばかりではなく、ゲリラ豪雨や土砂崩れが起きる天候のときもあります。
そのときに何を感じ、どう乗り越えていくかによって、あなたの性格が大きく変わるきっかけになります。
人生での大イベント
人生はあなただけのドラマがあります。
自分ごととしては考えにくいかもしれませんが、自分の人生をヒューマンドラマのように考えてみてください。
ドラマの中では、主人公が就職や転職、結婚や離婚、特別なイベントに直面し、悩んだり立ち向かったりして、成長していき、変わっていく様を想像できると思います。
あなた自身も、ドラマの主人公のように、成長して性格が変わるきっかけとして今まで通ってきた、そして、これから通ることがあるはず。
例えば、海外旅行や留学で初めての文化と出会う瞬間など、新しい環境や異なる考え方に触れることで、自分の価値観や興味が変わり、帰国した人があなたを見て「変わった」と感じることがあります。
また、大学入学や新しい職場でも、周囲の環境が変わり、未知の人々との交流や、新しい知識や挑戦に直面することで、自分の強みや弱点に気付き、成長する機会となります。
大きなイベントが性格を変えるのは、まるで新しい世界を探検して成長するようなもの。
ちょっとしたワクワクとドキドキ、不安も入り混じった感覚で、自分自身を再発見する冒険の旅。
未探索の道を歩むことで、新たな自己理解が得られ、より深い魅力を持つ人間へと進化するのかもしれません。
大きなイベントはある程度、タイミングが予測できるので、自分を見つめなおしながら迎え入れると自分の希望する方向へ向かうことができそうです。
感銘を受ける本や映画
本や映画は、人と人との出会いのように、出会うべくして出会います。
ショッピングアプリを開いたときに表示される「あなたへのオススメ」のような機械的なものではなくて、どうか近所の書店に行ってみてください。
本は探しに行くものではなくて、出会うものです。とはいえ、出会いの場に行かないと始まらないので、まずは書店へゴー！
感銘を受ける本や映画との出会いは、まるでずっと探していた親友に出会うかのような、フタを開けてみたら宝石が入っていたかのような、感動的な体験をさせてくれるときがあります。
自己啓発本では、自分の興味があるタイトルを見かけたら、手に取ってみてください。そして、中身を見ることができる書店であれば最初の見出しか、適当に開いたページを少し眺めてみてください。
あなたの心に引っかかるようなワードが入った本があれば、ぜひ買って読んでみてください。
そういった作品は、あなたに新しい視点や価値観を提案する力を持っています。
こんな本読んだよっていう感想を本サイトの問い合わせフォームからいただけると、お返事させていただきますので、どの部分で共感したか教えてくださいね。
また、映画でも集中して観ることによって、感情移入して心に大きな影響を及ぼすことがあります。
私は、ジェームズ・キャメロン監督の映画界に革命をもたらしたアバター（2009年）という映画を観て、いろんな考え方が変わったのを今でも覚えています。
映画では、主人公が先住民の宇宙人になりきって生活に溶け込んでいくのですが、物語の中盤を過ぎたあたりから、宇宙人側に感情移入してしまっていて、人「人間からこの星を守る！」と完全に逆の立場の気持ちになってしまっていました。
この映画を観た後は、大きな意味では地球を大事にしよう、生活レベルの視点ではポイ捨ては絶対ダメ、ゴミを拾ってゴミ箱へ、という行動に変わりました。
このように、本や映画には、感情に働きかける要素があります。
普段の発することば
ことばは、今すぐにでも変えることができる要素です。
普段の発することばは、人に影響するだけでなく、自分にも影響を及ぼします。
ことば遣いによって、周囲とのコミュニケーションは成り立っていくので、あなたが攻撃的な表現を多用すれば、聞く人は身構えたり、言いたいことを言わずに飲み込んだりするかもしれません。
心をすぐに変えることはできません。けど、発することばは一瞬で変えることができます。
あなたの普段使っていることばを思い返してみてください。
言わなくてもいいことを言ってしまっていませんか？
わざと皮肉っぽく言ったり、デリカシーのない表現をしていませんか？
ひと呼吸置いて考え直すだけで、相手を不快にさせずに自分も優しい気持ちになることばもあるんですよ。
- 自己表現とアイデンティティ
ことばはあなたのアイデンティティを表します。あなたの発することばであなたは形作られるので、汚いことばを使えば粗暴な人に、穏やかなことばを使えばおとなしい人に、なりたい自分を想像してみて、どんなことばを使っていますか？ - ポジティブな言葉の活用
ポジティブな言葉や表現を使うことは、あなた自身の心にも良い影響をもたらします。自分を鼓舞するだけでなく、周囲の人を元気づけることもできる魔法のような効果があります。大丈夫、あなたなら扱えます。 - 共感とコミュニケーションの質
他人とのコミュニケーションにおいて、共感的な言葉や表現を使うことで、相手にあなたに対する態度は変わります。興味ないことばやあいづちをするのではなくて、「うん、わかるよ」と共感の気持ちを伝えることで、自然と心も丸くなります。 - 目標設定と言葉の力
ことばは、言霊。目標があるとき、自分や周囲の人に宣言することによって、勇気や活力を得ることができます。これは、人を応援するときも一緒です。ことばの力によって、自分だけでなく相手の気持ちも変えることができます。 - 自己観察と改善
ここまでのことばの持つ影響を注意深く自分を観察することで、自分の心境の変化を感じ取ることができます。このことば遣いならどうだろう？この表現されたら自分も嬉しいな。そんなことを考えているうちに、自分自身の性格の変化に気づくかもしれません。
普段のことば遣いは、あなた自身の性格を表現し、周囲との関係を形成する鍵となる要素です。
ことばを通じてなりたい自分を表現し、他人とのつながりを深めることで、理想の性格を築いていくことができます、きっと。
毎日の行動が人格を変える
普段の行動の積み重ねがあなたを形作り、性格にもかかわってきます。
心が変われば行動が変わる。
ウィリアム・ジェームズ
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
このことば、聞いたことがあると思います。
あなたの変わろうとする心があれば、行動を変えることができて、行動が変わることによって、それまでの習慣も変わってきます。
そして、習慣が変わることによって、あなたの人格すらも変わることができて、人格が変わればもう別人、運命を変えることができるんです。
例えば、次のようなストーリーです。
- 心を変えるあなたの気持ち次第で心が変える決心をする
- 行動が変わる決心したことによって行動が変わる
- 習慣が変わる行動が変わると習慣が変わる
- 運命が変わる習慣が変わると運命が変わる
何でもできるような気がしてきましたね！
何を始めるにしても、今からでも遅くはありません。
私はチャレンジするあなたを応援しています。
次のお話では、変わるために必要な、種を蒔く行動についてお話します。
性格が変わるきっかけに近づく行動
変わりたい。この想いがあれば、変わることができます。
でも、どうすれば？
「変わる行動」をすれば、いつの間にかあなたは変わっています。
性格が変わるきっかけになる要素でお話した中には、自分の意志と無関係に訪れるものと、自分の意思次第できっかけになるものがあります。
今からでも、明日からでも行動に起こすことで、性格が変わるきっかけがその瞬間から始まり、理想の自分にどんどんと近づくことができます。
いろんな人に会う
人を成長させてくれるのは、人です。
人と人は関わり合うことで価値観を交換しあうことができて、あなたは新しい考え方と相手の心を知ることができます。
あなたが心からその人のことを尊敬することができたり、こんな人になりたいと思う大切な人と出会うことができたら、あなたはきっと変わることができます。
どんな人に会えばいいか？
誰でもいいというわけではありません。
中には、あなたを堕落させてしまう人がいるのも事実です。
あえて、誰に、と言うなら、良い意味で遠慮してしまうくらいの人のほうがいいかもしれません。
例えば、職場であれば慕われている上司、学生であれば学校の講師、精力的にいろんなことにチャレンジしている人、いつもポジティブな姿勢でいろんなことに取り組んでいる人など、今まで積極的に関わってはこなかった人がいいかもしれません。
また、SNSでは、同じように何かにチャレンジしている人がたくさん情報発信をしているので、同じ仲間を見つけるのもいいと思います。
本や映画を心で感じながら楽しむ
読書と映画鑑賞は、あなたがすぐに行動できることです。
あなたが今まで歩んできた価値観をがらっと変えてしまうほどの本に出会うかもしれません。
近所の書店にぜひ足を運んでみてください。
何を選んだらいいのかわからない人のために、私のおすすめの本を紹介します。
騙されたと思って読んでみてください。
考え方が変わります。
映画も、ぜひ映画館に足を運んで最高の音響環境で楽しんでほしいです。
映画館に行く暇がない人や、近所に映画館がない場合は、Amazonプライムビデオでスマホやタブレットで観るのもいいし、家にDVDプレイヤーがある場合などでは、DVDを観て楽しむのもいいですね。
漠然と楽しむのもいいですが、特に人の愛情や思いやりにフォーカスして観てほしいです。
今すぐ変えられることばの表現
何かに行き詰っているとき、つまづいているとき、目の前に壁が立ちふさがったとき、迷っているとき、困っているとき、いろんなときに、助けられるのはことばであり、言霊です。
マイナスイメージのことばを多用してしまっていると、心も緩やかにマイナスはほうへ向かっていってしまいます。
人は、困難がやってくると、「疲れた」「忙しい」「もう嫌だ」「できない」とマイナスなことばを口にしたりしてしまいます。すると、脳はそれに反応してしまい、否定的な思考をしてしまったり、落ち込む感情を生み出してしまったりするので、乗り越えられる困難であっても、本当に不可能になってしまうこともあります。
ことばは、たったひとつのことばであっても、人生を大きく変えてしまうほどの強い影響力を持っているのです。
そして、たったひとつのことばを知っているか知らないままでいるかで、この先の人生や困難に立ち向かう結果が大きく変わります。
まずは、今すぐできること。
自分が発していたことばでネガティブだと思うワードを思い返してみてください。
それを、全てポジティブなことばに変えるだけで、あなたの世界は一変します。
はじめは、周りの人が戸惑うかもしれません。
けど、あなたが変われば、周りも変わる。
今すぐ変えられる行動
ことばを変えることができたあなたなら、行動もすぐに変えることができます。
行動が変われば、生活のクセが変わります。
生活が変われば、小さな行動の集合体である人生すらも変わっていきます。
「変わりたい変わりたい」と心で思うばかりではなく、ほんの少しでいいので行動を変えてみてください。
「何をどう変えてみたらいいの？」って思う人もいるはず、次のようなことを参考に始めてみませんか？
- 毎日５分だけ読書をする
- 週に１回誰かの手伝いをする
- 毎日、自分を褒めてセルフハグをする
- 寝る前に自分に対して「今日もお疲れ様」とねぎらう
- 下ばかり見ずにアゴを上げて口角も上げる
無限に続く樹形図のようにあなたの未来は無数に分かれています。
今日できなくても明日、明日できたらその次も、小さな行動であっても、それが積み重なることで行動を起こさなかった未来とは完全に違う未来を歩むことができます。
性格が変わるきっかけは人生に何度も訪れる
長い人生の中で、性格は生涯を通して全く変わらないという人はいません。
知識や経験、心の在り方によって変化し続けます。
時に、思いがけない出来事から変わることもあれば、住む場所や働く環境、今までしたことのなかった挑戦をすることによって、自分自身の新たな側面を見つけることができて、いつの間にか性格も変わっていたということがあります。
良いことばかりではなく、突然の大切な人との死別であったり、長年の夢の挫折経験であったりと様々な出来事があなたにはあります。
自分の弱い部分を見つめることから逃げてはいけません。
人生に何度も訪れるたくさんの出来事が、あなたの内面をより豊かにし、直面した時に自分自身をしっかりと理解することで深みのある人間になることができます。
良いことも悪いことも、嬉しいことも哀しいことも、全てあなたのためにある出来事。
酸いも甘いも経験し、あなた自身を愛していきましょうね。
性格が変わるきっかけがあるのは幸せなこと
性格が変わるきっかけというのは、イコール幸せになるチャンスと言えます。
変わるというのは成長の前触れですが、不安に感じることもありますよね。
でも、不安があるからこそ、先がわからないから、楽しいんですよ。
自己否定をやめて、「できない」ことを「できる」ように。
下を向いたままをやめて、前を向いて歩くように。
性格が変わるきっかけは、あなたの心次第でどこにでもあります。
今日は笑顔で挨拶してみる、明日は「ありがとう」と言ってみる。
こんな些細なことから、あなたの世界はぐっと広がり、日が差すように明るくなります。
変わりたいと思ったとき、心を落ち着かせたいときは、またここにきてください。