瞑想を始めたものの、自分が本当に瞑想できているのか疑問に思うことはありませんか?
瞑想の効果や方法についての情報がたくさんある一方で、自分がしている瞑想方法がこれで合っているのか、ちゃんと自分への効果として現れているのかどうか、不安になりますよね。
実際、私も寝る前の瞑想では、ふと「これであってるのかな?」「いろんなことを考えすぎじゃないかな?」と、ちゃんと瞑想できているかどうかわからないときがあります。
瞑想はヨガをしながらするとお互いの効果を高めあうって聞くけど、実際どうなんだろう?
本記事では、瞑想のルーティンを始めたものの、「瞑想できているかわからない」というあなたに向けて、効果が実感できる具体的なポイントについて解説し、あなたの瞑想習慣をより質の高いものにするお手伝いをします。
瞑想できているかどうかわからない人へ
瞑想をしていても質や効果が気になってしまって、自分でちゃんと瞑想できているかどうかわからなくなることはあります。
そんなあなたへ、わかりやすい結論を言います。
瞑想は心身をリラックスさせ、自分自身のことをフラットな目線で見ることができていればちゃんとできています。
振り返ってみてどうでしょうか?自分の内の心とちゃんと会話できていますか?
ヨガは好きだけど瞑想は苦手という人は意外に多いです。でも、ただ苦手意識を持つのではなくて、少しだけ、興味を持ってみてください。
瞑想できているかどうか効果が実感できるポイントには、次のようなものがあります。
瞑想の効果が実感できるのはどれもメンタル的なことばかりです。注意深く自分自身を見てあげてくださいね。
瞑想を継続していくと、今まで見えてなかった新たな自分と出会うことができます。
ヨガで自分の体内にあるメンタルに影響を与える不快な波と向き合い、瞑想では不安や焦りなどの波風吹き荒れる自分の心を穏やかにすることができます。
世知辛い世の中だからこそ、私たちのこれからはしなやかに生きていかないといけない。
あなたに今必要なのは、健康な体としなやかに受け流す心。
あなたがこの記事を読み終える頃には、心も晴れやか、すがすがしい気持ちになっています。
瞑想の種類と効果の違い
瞑想の効果は広く世界中で認められており、有名人やインフルエンサーはもちろん、最近では一般企業でも取り入れるところもあります。
そもそも、瞑想ってどうすればいいの?どんな風にするのが正解なの?
そんな疑問にお応えします。
瞑想を一言で表現するなら、自分の心を静めて、心の輪郭に触れて、自分を認めるための心の入り口を開くことです。
瞑想とヨガは深い関係にあり、瞑想は心に、ヨガは体に強く影響を与え、向かう先には「心の平穏」があります。
「瞑想」には種類があるので、それぞれの瞑想の方法と効果を見ていきましょう。
初心者向け「禅」の瞑想
自己肯定感が低くなりがちな日本人にぴったりな「禅」の瞑想では、心の中がマイナス思考で溢れてしまったり、暴力的な感情や、不安や焦りなどの感情に効果的です。
座禅をイメージする人も多いと思います。座禅でなくとも、座りやすい姿勢で静かに座り、雑念を払って心の波を整えることに集中します。
「雑念を払う」と聞くと難しく思うかもしれませんが、わかりやすくいうと「今に集中する」ということです。
「禅」の瞑想では、目を閉じ、静かに座り、自分の心の輪郭を確認します。
様々な思いが浮かんできます。人間関係のこと、恋愛のこと、嫌なこと、楽しいこと、心を整えるとは、今を考えること。
自分自身の心の声をあなた自身がしっかりと聞いてあげてください。
初心者向けマインドフルネス瞑想
最近、テレビや雑誌でもよく見かけるようになったマインドフルネス瞑想。
マインドフルネスとは、身体の五感に気持ちを集中させて「今を感じる」「体の隅々まで意識を広げる」ことでありのままの現実を受け入れるメンタルを育てる瞑想の一種です。
Google社などの大きな企業では、マインドフルネスが実践されていて、ストレスマネジメントやセルフマネジメントに積極的に使われているようです。
簡単に言うと、約5分間、呼吸と体内を意識するだけなので、静かな場所であればどこでもできます。
やってみるとわかると思いますが、始めてみるといろんな雑念が浮かんでちゃうので、意外と集中するということが難しいことなんだと実感できると思います。
慣れてきたら、腹式呼吸を取り入れて体も整えられるようになります。
生きていることに感謝する瞑想
人は毎日を過ごす中で、いろんな感情を抱えています。それはポジティブなことばかりではなく、ネガティブなこともあります。
自分の環境と人の環境との違いを比べて嫉妬したりひがんでしまったりすると知らず知らずのうちに心が疲れ切ってしまいます。
そんなときには「感謝の瞑想」をすることで今の自分の立ち位置を確認し、周囲に向けるネガティブな感情を抑えることができるようになります。
普段している「当たり前のこと」に目を向けて感謝をすることで、いろんなことに気づくことができるようになります。
例えば、朝起きて夜にちゃんと寝られること、お腹が空いたら食べるものがあること、この記事を読んで、自分の心に目を向けることができること、など普段考えないようなことに心を傾けます。
当たり前にできるから軽視するのではなく、誰かの助けがあって今の自分がある、生きているだけで幸せという感謝の気持ちで心を満たすと不思議とネガティブな感情が薄れていきます。
目の前のことに集中する瞑想
集中瞑想ともいいますが、ある程度瞑想に慣れた人向けです。
スポーツ選手や楽器演奏者、発表会や記録への挑戦など、何かで高いパフォーマンスを発揮する必要性があるとき、集中を高めるためにする瞑想のことです。
開始前にトイレにこもるとか、好きな音楽を聴いて自分を鼓舞するのも集中する瞑想に似た行動ですね。
ここぞ!というときに雑念が入りにくい心の状態にすることで、集中力を飛躍的に高めることができるのが特徴で、ルーティーンと組み合わせることで自分自身の心の向きを整えることができます。
集中瞑想は人それぞれベストな方法が違うので、瞑想を続ける中で自分に合った環境や方法に出会うことになります。
体と心の結びつきを強くする瞑想
これがいわゆる、ヨガです。動きながらの瞑想、一種スポーツ感覚の瞑想ともいえます。
日本では、ヨガの人口は約1100万人いるといわれていて、ジョギングを上回る人数です!(年に1回以上を含みます。)
10人にひとりがヨガ実践者ということで、案外、あなたの身近にもヨガ仲間がいるかもしれませんね。
でも、ヨガが身近になったとはいえ、ヨガ実践者の約3割の人がYoutubeなどで独学でしている現状があり、ヨガの質や環境としては成熟していません。
ヨガは心と身体を整えるのに有効だと認知されているにも関わらず、ヨガの質についてはまだまだ発展途上。
プロのヨガインストラクターの授業を受けてみることを強くオススメします。Youtube動画を観るだけの一方通行ではなく、インストラクターとの対話がある双方向のヨガでは、得られるものに雲泥の差があります。
瞑想ができているかどうか不安になる理由
瞑想を始めて間もない頃は、自分がちゃんと瞑想できているのかどうか不安になることがあります。
私も、初めて瞑想し始めたときは、効果を実感するうんぬんの前に「これで合っているのだろうか?」と不安になったものです。
情報に溢れた現代において、ネットを見れば不安をかきたてるような内容であったり、真偽不明な情報、信ぴょう性を疑うような情報が多くあり、情報を見る人が自分で判断する時代になりました。
それだけに、情報の取捨選択というのが大事になってきます。
瞑想についても、見る記事によって内容が違ったりするので、あなたがいろんな記事を見ることで不安になることもあると思います。
大切なことは、「あなた自身がどうするか」「あなた自身がどうしたいか」です。
あなたが瞑想について、自分がちゃんとできているかどうか不安に思うようになるのは、多くの情報に触れ、異なった考え方を全て取り入れようとしてしまうから、迷走してしまって道が見えなくなるからです。
スポーツでも勉強でも、最初からうまくできることはありません。
瞑想が初めての人にとっては、できているかどうかわからないなんて、当たり前のことです。
誰でもそうですが、初めてすることに対して最初から自信なんてもてません。
瞑想はひとりでするのが基本だし、誰かに確認してもらうものでもありません。
瞑想を始めたとき、私もたくさんの不安を抱えていました。
- 目に見える変化がない
- ビフォーアフターを感じにくい
- 続けられる自信がない
- 例え5分でもジッと耐えられないかも
これらの理由によって、瞑想が上手くできないと感じることはありますが、次のポイントを抑えておけば、瞑想が苦じゃなくなります。
無理なく瞑想を楽しむポイント
無理なく瞑想を続けるためには、最初から過度な期待を持つのではなく、日常にそっと瞑想を取り入れる感じでいるといいですよ。
軽い息抜きのつもりで、浅く長~く続けていくと、気づけば継続できていますよ。
瞑想へのハードルを下げる
いざ瞑想をしようと思った時に、気が重かったり、気が向かなかったりすると長続きはしません。
瞑想は、画期的な治療法でもなく、必殺技のような絶大な効果があるものではありません。
自分でハードルを上げ過ぎず、瞑想との付き合い方を軽いものにしていくといいですよ。
瞑想へのハードルを下げるポイントは次の4つです。
これらのポイントを意識して瞑想を行うことで、ハードルが下がって継続することができます。
瞑想へのモチベーションを上げる
瞑想をするときにモチベーションを上げるために、小さな目標を掲げるといいです。
最初から大きな目標では達成できなかったときに諦めてしまって、そこから近付きにくくなってしまいます。
小さなステップを踏む感じで、遠い先の未来よりも今この瞬間を楽しむようにしましょう。
モチベーションは上がったり下がったりして当たり前!下がってしまっているときに無理に上げようとせずに、自分に厳しくしすぎないのが肝心です。
でも、モチベーションがないからといってずっとやらないでいるのはただの逃げになります。そういうときは、自分以外の人の力を借りるとモチベは上がります。
瞑想に集中しやすい環境を作る
何をするにも、やりやすい環境というのは大事です。
例えば、私はながら運動をしていて、過去にリングフィットアドベンチャーで定期的に運動をしようとした時期がありました。
でも、いつしかやらなくなってしまったんですね。なぜかというと、リングフィットアドベンチャーのゲームの起動がめんどくさくなってしまったからです。
「やろう!」と思った時にすぐに始められる環境を整えるのが継続のコツです。
環境を整えば、瞑想は生活の一部になります。そうすると、「継続させるぞ!」という気持ちを持たずとも自然にできるようになります。
瞑想を楽しむポイントのまとめ
瞑想を楽しむためのポイントをまとめます。
- 「瞑想」と意気込むのではなく「呼吸」を意識する
- 瞑想やヨガを誰かとオンラインで楽しむ
- 瞑想をするための準備をゼロにする
かたくるしく考えないで、瞑想=呼吸、そして、普段から整理整頓しておくことでストレスも緩和されます。
瞑想できていると実感できるポイント
あなたが瞑想できているかどうかわからないと不安に思う場合は、自分の判断で次のポイントを意識してみてください。
これは、普段私が意識していることでもあります。漠然としているよりも、この内容で自分自身を観察してみてください。
呼吸の安定感
瞑想中に呼吸が安定しているかどうかは、とても重要です。ヨガをしているときであっても、深く息を吸い、ゆっくりと吐く、これを繰り返して呼吸を整えてください。
呼吸法については、ぜひこの動画で10分間試してみてください。
終わる頃には、心がパァッと明るくなるはずです。
呼吸が安定すると、感覚が研ぎ澄まされ、体の隅々まで感じることができるようになります。
心の波を感じる
あなたの心は天気のようにコロコロと変わっています。
今の天気は?快晴ですか?大雨ですか?台風ですか?
あなた自身の心の天気は、あなた自身で変えられます。
頭の中で、自分に対して質問をしてみてください。「元気?」や「何が辛いの?」と質問すれば、あなたの心はきっと返してくれます。
まずは、あなた自身が心の天気を把握すること。
体の緊張から解放
瞑想をすることで、徐々に体のどの部分が疲れているのか、不調なのかなど、意識を伸ばすことでわかるようになります。
特に、肩や首、背中は疲れが溜まりやすく、あなたに重くのしかかってきます。
大変ですよね。毎日、考えることもたくさんあって、思い通りにならないこともいっぱい。
こんなに体がこわばって、常に力が入っちゃってるんですね。
瞑想をしながら、ゆっくり緊張から解放させていきましょうね。
今に集中しているか
瞑想では、過去や未来のことではなく、今に集中しましょう。
あなたが存在しているのは、過去や未来ではなく、今だから。
今のあなたの心の声に耳を傾けることができていれば、瞑想への入り口はちゃんと通ることができています。
瞑想をしていると、ついつい終わった後のことを考えてしまいがち。
もし、今に集中できていない場合は、自分に対して今の状態を質問してあげるといいです。
感謝の気持ちや穏やかな感情
心の波が落ち着き、穏やかな波打ち際をイメージできるようになれば、自分や周囲に感謝の気持ちを素直に表現できるようになります。
ふわふわした気持ちでなく、地面にしっかりと足がついている。自分のことがよく見えて、周囲の人の感情も感じられるようになります。
穏やかな感情になると、ハッキリ言って見える景色が変わります。
いろんなことを俯瞰で見られるようになると、瞑想の効果をハッキリと実感できます。
悩んだり辛い思いをしている自分や、相手の感情さえも違った視点で見えるようになります。
時間経過の感じ方
瞑想ができていると、時間の過ごし方や感じ方が変わります。
というのも、やりたいことがハッキリしたり、生活にメリハリがついたりするからです。
瞑想をすることで時間間隔が自分の中に溶け込んでいくのがわかります。それが他の行動だけでなく、毎日の生活サイクルにも影響してくるんです。
朝に瞑想をすると、クリアな頭と心でその日のすることやスケジュールをたてることができますよ。
瞑想を続けていると、短い時間が長く感じることがあったり、逆に長い時間が短く感じるようなことがあります。
これは、集中やリラックスの度合いによって時間間隔が圧縮されたり伸びたりするからです。
瞑想できているかどうかわからない:まとめ
ここまで、瞑想を始めてみたものの、ちゃんと瞑想できているかわからないというあなたの悩みについて解説しました。
瞑想は初めて取り組む人にとって、とっつきにくい部分もありますが、継続することで効果が必ず出ますし、ヨガと組み合わせることで心身ともに良い影響を与えることができるものです。
何かを始めるときは、誰でも不安。最初はうまくできなくて当たり前です。
これから、瞑想を続けるために以下のことを念頭においてみてください。
何をするにも続ける環境がないと長続きはしません。ヨガをきっかけとして、あなたの背中を押してくれる環境を整えるのもひとつの方法です。
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