私にも高齢の親がいるのですが、出かけることに対して億劫になってしまって、家にこもりがち。
どうにかして出歩いてもらわないと、体力も落ちていくし、テレビばかり見て変な買い物してしまわないか心配です。
そこで、高齢の親に靴をプレゼントしたところ、意外にも外に出かけてくれるようになって、どうやら外で楽しみも見つけてくれたみたいで。
高齢の親ですから、車の運転は危ないけど、散歩に出てくれるだけでもちょっと安心。体は動かさないと弱る一方ですからね。
本記事では、引きこもりがちだった私の70を過ぎた両親に靴をプレゼントしたら、以前より外に出かけてくれるようになった体験談を紹介します。
高齢の親へ靴のプレゼントが最適
私の両親は年をとるごとにだんだんと外に出ることが減っていき、外に出ないと体力がどんどん落ちていくんですよね。
ずっと家にいる高齢の親がすることと言えば、ずっとテレビを見てるんです。
テレビを見ること自体、決して悪いことではないんですけど、私が心配しているのは「テレビを観たいから観る」じゃなくて、「他にすることが何もないからテレビを観て過ごす」ということです。
実は、テレビをずっと見ていると必ずと言っていいほど、高齢者向けのテレビショッピングが放送されているんです。
たまに実家に帰ると、不必要な健康グッズが転がってるんですよね。
「これどうしたの?」って聞いたら、「テレビで紹介しててよさそうだったから買ったの」って。
健康グッズは使うからこそ健康にいいのであって、ホコリをかぶった健康グッズは本当にもったいない。
家にいて健康グッズを使うよりももっと簡単に健康でいる方法は、やっぱり、歩くことなんですよね。
高齢だから~なんて関係ない、もっと人生を楽しんでほしいし、近所でもいいから歩いて運動してほしい、外での楽しみを見つけてほしい…そう思っていたところ、ふとした広告が目に入って、「1秒で履けるスニーカー」のことを知りました。
というか、1秒で履けるスニーカーよりも、立ったまま履けるスニーカーに魅力を感じました。
祖母が靴を履こうとしているのを見てると、特にしゃがむのが辛そう。椅子に座るとひとりでは履けないし、私がいないと出歩かないんだろうなと思うと不安でした。
高齢の親に、靴のプレゼントってどうなの?と思いながら、スニーカーのことを調べてみたら、履きやすい靴で悩んでいる同じような人がたくさんいました。
両手に荷物を持っていたら履けないとか、妊婦さんでしゃがむのが辛いなど、手を使わずに履くことができるスニーカーはいろんな人に向いていると思います。
LAQUN(ラクーン)は、クラウドファンディングサイト「マクアケ」で、目標金額100,000円に対して5418%、つまり54倍の応援に支えられた人気商品です。
それだけ世間に求められて商品化されたスニーカーだってことですよね。
LAQUNを選んだ理由は、高齢者に配慮された構造とデザインで、よく考えられています。30日間返品保証があるので、お試しで履いてもらうべきですよ。
- 高齢者がつまづきにくいデザイン
- かかとが柔らかいのに形状が安定する構造
- 靴ひもを結ぶ必要がない
- とにかく軽くて、1足240g以下
- 立ったままスポッと履けて脱ぎやすい
- サイズ交換1回無料で、30日間返品保証
他のショッピングサイトでは、若者向けのスリップインシューズはあるけど、デザインが若すぎるし、小さいサイズの設定がなかったので選びませんでした。
父の日や母の日のプレゼントで迷っている人にもおすすめのプレゼントですよ。
高齢の親は靴の小さなきっかけで外出から遠ざかる
私の高齢の親の実家に行くたびに外に連れ出そうとするのですが、だんだんと出不精になってしまって、出かけないと体力も落ちてくるし、一日中テレビを観てるだけだと、楽しみがないから見た目もくだびれてきます。
テレビで桜を見るんじゃなく、映像だけで美術館や博物館に行った気になるんじゃなく、実際に足を運んで、肌で心で感じてほしい!
そうずっと思っていました。
でも、なぜ出かけることに気が進まないのか本人にしつこく聞いたら、理由をいくつか教えてくれたので下にまとめてみました。
明確な「コレ!」という理由があるというよりも、小さなきっかけやストレスが積み重なって出かける気にならないという感じですね。
靴の悩みが多い…!それに、これは堂々巡りをしていると直感しました。
高齢を理由に、「出かけない理由を探して正当化している」んです。
しかも、さらに調べてみたら、高齢者の外出する人としない人を比較した資料があって、出歩かない人は2年後の歩行障害が3.2倍、認知障害が3.1倍、6年後の死亡率が2.2倍も変わってくるそうです。(参考:老親の「閉じこもり」を考える)
つまり、家で閉じこもってばかりいると、体力が落ちるだけでなく認知機能の低下も進んでしまい、さらに出かける気力がなくなるという悪循環。
私は、弱っていく親を見るよりも、出歩いて人生を楽しんでいる姿が見たい…!
まだまだ若いのに、心が老けていってしまっては、身体も弱る一方!
私が実家に帰るたびに連れ出すのには限界があるし、できれば自分たちで積極的に出歩いてもらいたい。
ということで、靴をプレゼントしました。
まずは、玄関にある壁とストレスを取っ払う作戦です。
高齢の親へ靴プレゼントは足が外に向く
高齢の親に靴(今回はLAQUN)をプレゼントするにあたって、工夫したことがあります。
①靴を買うこと自体は秘密にしておく、②履かせて一緒に出掛ける、③近所に出かける用事を用意しておく、この3つです。
①について、当人たちに「靴をプレゼントするね」って言ったところで「そんなのいらない」と難色を示されるとこちらの心が折れるので、内緒で買います。
内緒で買うことについては、LAQUNは1回のみ無料でサイズ変更が可能なので、家にある靴のサイズで注文した場合に合わなくても対応可能です。
②について、まずは自分ひとりで履かせて体験してもらうことが重要。
履きやすいしつまづきにくい、脱ぎやすいと実感してもらって、私がいないときにも出かけられるという自信をつけてもらいます。
③について、近所にでかける用事をいくつか用意してあげると私がいなくても出かけてくれるようになります。
例えば、高齢の親でも好んで食べられる喫茶店を調べておくとか、その地域の人が集まる道の駅や、歩きやすい散歩コースを決めておく、などです。
離れて暮らす高齢の親に靴をプレゼントすることに込めた思いをまとめると下のようになります。
高齢の親への靴プレゼントは生活が明るくなる
いくつになっても、楽しみはあってほしいし、今が一番若い瞬間なので、幸せに生きてほしい。
そのためには、心と身体が健康でないと楽しむことはできません。
心だけが元気でも体がついてこなければ出かけられませんし、身体がついてこないと心も元気がなくなるかもしれません。
高齢の親に靴のプレゼント?と思われるかもしれませんが、ある程度歳のいった人には、しゃがむ、かがむといった動作に抵抗があり、腰に負担がかかることをしたくありません。
そういう視点では、一瞬でストレスなく履けるスニーカーは高齢者にはぴったりの靴なんじゃないでしょうか。
父の日や母の日、誕生日のような特別な日じゃなくても、元気に生きてくれている今だからこそできる親孝行しませんか?
「親孝行、したいときに親はなし」なんて言いますし、あなた自身が後悔しないためにも、できるときにできることをしましょう。