高齢者の家族とテレビを見ていて音が大きいな~って思うこと、ありますよね。
テレビの音が大きすぎて悩んでいたとしても、おじいちゃんやおばあちゃんに「テレビの音が聴こえにくいから」と言われてしまうと、強く言えず、大きいままになってしまって、あなたはストレスが尽きません。
何とか、穏便に解決する方法がないかなぁ…。
この記事では、高齢者のテレビの音が大きい対策として、無料でできるものと、おすすめの対策を自信を持って紹介します。
テレビ争いで気分悪くなんてなりたくないですよね、楽しい毎日を送るために、自分で環境も変えていきましょうね。
同じような悩みを持つ人はたくさんいます。もちろん、私もそのうちのひとり。それぞれの家庭で、よりよい解決に向かいましょう。
最後まで読むと、あなたの環境に適したスピーカーがどれかわかります。
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- 高齢者のテレビの音が大きくなってしまう原因
- 無料でできる!テレビの音が聞こえにくい高齢者対策【字幕表示に設定する】
- 無料でできる!テレビの音が聞こえにくい高齢者対策【設定を変えてみる】
- 無料でできる!テレビの音が聞こえにくい高齢者対策【バレずに音量を下げる】
- テレビの音が聞こえにくい高齢者対策【聞き取りやすさ特化スピーカー】
- テレビの音が聞こえにくい高齢者対策【テレビ用スピーカーを机に置く】
- テレビの音が聞こえにくい高齢者対策【テレビ用ネックスピーカー】
- テレビの音が聞こえにくい高齢者対策【ワイヤレスイヤホン】
- テレビの音が聞こえにくい高齢者対策【イヤホンタイプ集音器】
- テレビ用スピーカーを使うときの注意点【買うときはここをチェック!】
- 高齢者のテレビの音量が大きすぎることの危険性
- テレビの音が聞こえにくい高齢者対策まとめ
高齢者のテレビの音が大きくなってしまう原因
高齢の人がテレビを見ていて、音量を大きくしてしまう原因について確認しておきましょう。
家庭によって、事情や環境は違うと思いますが、当てはまるものだけ「うんうん、そうそうこれだよ」っていう感覚でみてくださいね。
テレビを置く環境が悪く反響音で聞こえにくい
あまり意識しない人が多いですが、テレビには画面サイズやスピーカーの位置などによって、視聴に最適な距離があります。
この距離より遠すぎると音が反響音を増して聞こえにくくなったり、逆に近すぎると左右の音のズレができてしまったり、聞き取りずらくなることがあります。
テレビのスピーカーがどこの位置についているか確認し、そこに置き物があるとか、家具で塞いでしまっている場合、それを除去することで聞こえやすくなることがありますよ。
テレビのスピーカーは、前面についていたり、壁面の反射を想定して裏側についていたり、下部についていたりと様々。テレビにあった視聴環境をまず試してください。
テレビは音量を上げると低音が強い
テレビは聞こえにくいとついつい音量を上げてしまいがち、それはなぜかというと、音域の仕組みとテレビは低音が強いということが原因のひとつにあります。
テレビから出る一番聞きたい「人の声」はほとんどが中高音ですが、テレビの音域の設定では、重厚感や臨場感を出すために低音が強いことが多いです。
低音が大きいと、高音がかき消されてしまって、見ている番組や映画によっては、人の声が聴こえにくくなることが私でも頻繁にあります。
テレビの大音量が日常化すると本人は慣れてしまう
テレビをいつも大音量で聞いていることが日常的だと、本人が気づいていなくても難聴の度合いが緩やかに進んでしまって、高音域の音の聞き取りづらくなるなど、両側の耳に影響が出ます。
日常会話でも、相手の声が聞こえにくくなってしまって、家族に話しかけられても気づかないし、「もっと大きな声で話してくれ!」なんてことにもなりかねません。
コミュニケーションがぎくしゃくする前に、解決しておきたいですね。
加齢による聴力の低下
加齢とともに徐々に聴力が低下してしまうのは仕方のないこととはいえ、テレビの音量を大きくすればハイ、解決!というものではありません。
実は、加齢による聴力の低下は、全ての音域で同時に始まるのではなく、高音域から聞こえにくくなってきます。
そして、人の声は中高音域に多いので、テレビを見ていると人の声が音域レベルで聞き取りにくくなってしまうのです。
これを解決するには、音を近くで出すか、クリアな音を耳に届けるかしかありません。
言葉を聞き取る力の低下
音としては聞き取れるのに、言葉として理解することができなくなることもあります。
これは、ものすごく歯がゆくて、本人もストレスがかかるし、何度も聞き返される家族にも大きな負担になります。
こういうストレスが続くと、お互いにストレスが蓄積されてよくありません。早めに解決して、笑顔で仲良く付き合っていきたいですね。
いろんな原因があって、結果的にテレビの音が大きくなってしまいます。
では、テレビの音が大きい対策について、どういったものができて、どんなことで解決するのか、一緒に考えていきましょう。
無料でできる!テレビの音が聞こえにくい高齢者対策【字幕表示に設定する】
高齢者のテレビの音が大きい対策として、無料でできる対策その①として、今すぐにできることが、「テレビの字幕表示をオンにする」です。
意外にやっている人が少ないんです!
実は、総務省の「高齢者の立場から考える字幕放送2022」のアンケート結果では、字幕表示の存在を知っていて使っている人は35.1%しかおらず、回答者の半数以上の人が「字幕表示を使っていない」ということに!
ただ、人によっては、「字幕で見たい部分が隠れてしまった」や「画面が字幕ばっかりになってしまってテレビを楽しめない」と感じる人もいるので、注意が必要です。
無料でできる!テレビの音が聞こえにくい高齢者対策【設定を変えてみる】
無料でできる対策、その②は「設定を変えてみる」です。なんの?ですよね。
テレビには、イコライザーという音の周波数ごとの調整ができる機能がついているものがあります。
設定画面では、周波数ごとに強弱を設定することができて、簡単に言うと、低音域を弱めに、中音を強めに、高音を少し強めに設定してみてください。
低音域は、32Hz~125Hzあたりを控えめに変えてみてください。不快に感じたら、元に戻してくださいね。
低音を下げるだけでも人の声が聞き取りやすくなるのを感じるはずです。聞こえやすさは人それぞれなので、聞きやすい設定を試してみてくださいね。
テレビによっては、イコライザー調整機能がなく、モード切替でおすすめの設定にできるものもあります。テレビの取扱説明書を見てくださいね。
無料でできる!テレビの音が聞こえにくい高齢者対策【バレずに音量を下げる】
無料できる対策その③は、バレないように音量を下げることです。
一見すると微笑ましい光景に見えるかもしれませんが、家庭内でよくあるリモコンの奪い合い…ではなく、気づかれずにテレビの音量を下げる隠密行動です。
そうです、イメージしてください。テレビの音量が物足りなくて上げる祖父母と、祖父母に気づかれないようにしれっと音量を下げる私との静かなやりとりです。
テレビに付属のリモコンで操作するか、環境によっては、スマホアプリからできたり、AndroidTVやAppleTVでは別に専用のリモコンがあったりするので気づかれずに操作をすることができます。
ただ、音量を下げるボタンを押すと、テレビの画面に音量のステータスバーが表示されてしまうのが難点です。
うまくできれば、これはかなり効果があります。
テレビの音が聞こえにくい高齢者対策【聞き取りやすさ特化スピーカー】
キャッチコピーは「音量上げずに、言葉くっきり。」、聞き取りやすさに特化したミライスピーカーは、大企業でも多数採用実績があるJVCケンウッドの技術者が生み出したテレビを楽しむ人に寄り添ったスピーカーです。
高齢者のテレビの音が大きい対策として、一番効果的かつ家族も快適なのがこのミライスピーカーです。
ミライスピーカーは、音量をあげなくても、人の耳に聞こえやすい音域に変換してくれて、部屋の中全体に広がるように設計された、まさに聞き取りやすさに特化したスピーカーなんです。
でも、聞き取りやすさに特化するって、どういうこと??聞き耳たててる状態?テレビのスピーカーとどう違うの?
- 音が部屋全体に広がるように設計された特許技術の曲面サウンド
- テレビの音声を聞こえやすいようにクリアに変換する
- 音量をあげなくても、ハッキリと聞こえる
- 信頼の日本品質、音響機器の大手JVCケンウッドの高い技術力
- テレビと有線接続なので音の遅延無し
- 公式サイトから買うと60日全額返金保証
- 満足できなかったら、使った後でも返品OK
- イヤホン端子がついているデバイスであれば、テレビじゃなくても接続可能
今回、紹介するスピーカーで一番オススメなのがミライスピーカーです。
Amazonや楽天市場でも購入できますけど、価格は一緒なので、60日返品保証がついている公式サイトから買ったほうが安心です。
ミライスピーカー公式 https://soundfun.co.jp/
同居の高齢者の家族のためだけじゃなく、別居の両親へのプレゼントにも最適です。
「聞こえにくい」を「よく聴こえる」に、生活の質向上のプレゼント、してみませんか?
テレビの音が聞こえにくい高齢者対策【テレビ用スピーカーを机に置く】
テレビ用のスピーカーを机の上に置く方法がありますが、カンタンに言うとテレビのスピーカーからではなく、近くのスピーカーから音を出すということです。
このタイプは、低音を抑えたものが多く、近くで聞こえるというだけでなく、音声がよりクリアに聞こえるというメリットがあります。
テレビとの接続方法や電源が常時なのか充電なのかによっていろんな商品があって本当にどれがいいのかわからなくなるのですが、家電にも詳しい私が2つピックアップして紹介します。
常時接続・使いたいときに電源オンの有線タイプ
有線タイプのメリットは値段が安いこと、音の遅延(ワイヤレスタイプはコンマ数秒のズレがある)がない、シンプルにこのふたつです。
乾電池式やコンセント式がありますけど、試してみるにはちょうどいい価格です。
充電タイプで使いたいときだけ持ってくるワイヤレスタイプ
普段は普通のテレビとして使っていて、お手元スピーカーを使いたいときだけ電源を入れたい、そんなシチュエーションにぴったりなテレビ用スピーカーはこれです。
「声に特化したスピーカー」なので声の聞き取りやすさは折り紙付き、何よりスピーカー本体を置くだけなのが配線ごちゃごちゃしなくていいですね。
テレビはテレビ側の音量、お手元スピーカーは自分だけの音量調整ができるので、音が大きすぎる!を防ぐことができます。
SONYお手元スピーカーSRS-LSR200は、購入までしなくても、お試しでレンタルすることもできます。安心のドコモでレンタルしてみるときはこちらへ。
ドコモの家電レンタルでSRS-LSR200を使ってみる!
https://rental.kikito.docomo.ne.jp/
テレビの音が聞こえにくい高齢者対策【テレビ用ネックスピーカー】
首にかけておくスピーカーは、動きまわっても聞こえるから、家事や軽いスポーツをしながらでもテレビの音声を聞くことができます。
スピーカーの位置が耳に一番近いので、聞こえやすさはダントツです!しかも、自分には大きい音で聞こえるのに、周りへの音漏れが少ないんです♬
ネックスピーカーは、耳をふさがないので圧迫感がなく、イヤホンやヘッドホンが苦手な人にぴったりです。
テレビの音が聞こえにくい高齢者対策【ワイヤレスイヤホン】
祖父母に、「そろそろ補聴器が要るんじゃない?」そうすすめたら、露骨に嫌がられたり、怒られたり、なんて話をよく聞きます。
理由を聞くと、「デザインが気に入らない」とか、「作るのがめんどくさい」なんて、ただ嫌がっているだけで、補聴器は高い買い物ですし、使ってもらえるかわからない状態で購入する気にはなりませんよね。
目が見えない人はメガネをかけるし、耳が聞こえない人は補聴器をつけるんだよって言っても、「かっこ悪いし年寄り臭い」って頑なに拒否される…。
見た目もおしゃれ、購入じゃなく3ヶ月間お試しできる、屋内でも屋外でも使えて、家族全員の悩みを解決してくれるワイヤレスイヤホンがあります。
補聴器のようにずっとつけている必要がなく、テレビを見るときだけ、人と会うときだけ、お出かけするときだけ、必要なときにパッと取り出して耳につけるだけ。
ワイヤレスイヤホンを耳に装着するだけで、周囲の音を増幅して耳に届けてくれます。
周囲の音だけでなく、連携したスマホの音楽、スマホでの通話もできるので、補聴器を嫌がる人でもおしゃれで使いやすいワイヤレスイヤホンに夢中になるはずです。
こちらの記事で詳しく紹介しています。
会話サポート最前線のイヤホンが「聴こえにくい」を解消!みんなの笑顔のためにできること
テレビの音が聞こえにくい高齢者対策【イヤホンタイプ集音器】
耳にひっかける集音器は、周辺の音を拾って、増幅した状態で耳に届けてくれます。
音の周波数に適した音に変換して耳に届けてくれるのではなく、実際の音に近い音を鳴らすのが集音器です。
集音器の注意点は、「音を増幅する装置であること」で、近くの大きい音もそのまま増幅して鳴ってしまいます!
個人的には、集音器はオススメしません。一定以上の大きい音をセーブしてくれるものありますけど、商品選びがむつかしいです。
テレビ用スピーカーを使うときの注意点【買うときはここをチェック!】
形も機能も使い方も違うし、どれを選べばいいのか混乱しちゃいますよね。
快適にテレビを楽しむために、どのスピーカーにすればいいのかわからなくなったという人のために、使うときの注意点として、買うときにチェックしておくといいことをピックアップしておきました。
テレビ本体のスピーカーからの音のオンオフ
テレビ用スピーカーをテレビに接続すると、ほとんどの場合、テレビ本体からは音が出なくなります。
テレビ本体からも音を出したい場合は、テレビ本体の設定変更が必要です。
「本体スピーカーとイヤホンから同時に音を出す設定」などでテレビの取扱説明書を確認するか、ネットで情報を探してみてくださいね。
テレビ側に同時出力する機能がないこともあります。その場合は、そういったテレビにも対応しているテレビ用スピーカーを選ぶ必要があります。
テレビ用スピーカーの違いについて
ここまで紹介させてもらった通り、ひとくちにテレビ用スピーカーといっても、コード有りとワイヤレス、電源接続式・乾電池式・充電式など見た目でわかる違いの他にも、その商品ごとにメリットデメリットがあります。
それぞれを全て書くと物凄く長い文章になってしまうので割愛していますが、購入するときの比較になるように、下を参考にしてください。
高齢者のテレビの音量が大きすぎることの危険性
高齢者の方は、自分がテレビを楽しむために音量を大きくしてしまいがちなのですが、音量が大きすぎることによって生じてしまう危険性もあります。
何かあってからでは遅いし、毎日を平穏に気楽に過ごすためにも、できるだけ早く対処しておきたいですね。
テレビの音が大きすぎると異変に気づかない
テレビの音が大きすぎると、まわりの物音や、周囲の異変に気付きにくくなる恐れがあり、万が一、命に関わる事態に陥ることもあります。例えば…
- 不審者が侵入していても気づかない
- 音が家の外に漏れていて注意されてしまう
- 火災が発生していても認知が遅れてしまう
- 電話や訪問のチャイムに気づかない
一番怖いのは、火事です。大切な命を守るために、絶対に対処してください。
近所や違うフロアで火災が発生していても、避難のアナウンスがテレビの音量でかき消されてしまっては、避難が遅れるというあってはならない事態に陥ってしまいます。
テレビの音の大きさに慣れてしまって小さな音がわからない
例えば、日中は一人でテレビを見ているなどしていて、大音量でも誰にも迷惑をかけていなかったとしても、大音量を常に聴いている本人の耳は、大きな音に慣れてしまって、小さな音に気づけなくなってしまっているかもしれません。
リモコンを落とした音、携帯電話を落とした音、こういった些細なものならまだ大丈夫ですが、コップを落として割れてしまって気づかなかったり、熱湯が入った湯呑みを倒してしまったり、知らずにヤケドや怪我を負ってしまうこともあります。
自分の身を守るため、家族の身を守るためにも、大きな音への対策をしておく必要があります。
音量の大きさが家族にストレスを与えてしまう
テレビの音量が大きいと、満足して聞いている本人はよくても、同居の家族などは本音ではテレビの音をうるさく感じていて、言えずにいるかもしれません。
見ている本人は、音が小さいとストレスに感じてしまうかもしれませんが、ご家族はもっとストレスを抱えています。
そのストレスの結果、あたりが強くなってしまったり、コミュニケーションが減ってしまうかもしれません。
それだと、お互いによくありませんよね。
テレビの音が聞こえにくい高齢者対策まとめ
高齢者の家族であったら、テレビの音が大きいことである程度は我慢できると思います。
けど、私が聞いた話では、テレビの音量の事でケンカになったり、お互いにストレスが溜まってギクシャクしてしまったりがあるようです。
お互いのちょっとの気遣いや声掛けだけでは、どうにもならないことだってありますよね。
この記事では、お手元スピーカーを置いてみることをオススメしています。
ストレスに感じることは野放しにせず、ひとつひとつ向き合って解消していくことで幸せに、気楽に過ごすことができるようになりますよ。
最後に、どういった環境の人がどのスピーカーが適しているかわかりやすくまとめましたので、参考にしてくださいね。
- 聞き取りやすさに特化したミライスピーカー
動き回っても部屋内は聞こえやすい環境 - 耳元で音声が聞こえるネックスピーカー
テレビから離れていても音声で楽しめる
- おしゃれと聞きやすさを両立したワイヤレスイヤホン
テレビだけじゃなく、家族の声も聞こえて悩み解消 - 周囲の音を聞き逃さない集音器イヤホン
小さな音でも大きな音に増幅して耳にお届け
- 自分専用のスピーカーを好きな場所に置く
充電式で好きなところに持っていける - 自分専用のスピーカーを机の上に置く
いつも机の上に置いておくなれこれで十分
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