人生をおおまかに80年だとしたら、40代ではちょうど折り返し地点。
20代で運動をしていた人でも、40代になる頃には運動しなくなっている人が多いです。
20代のエネルギッシュな自分、30代を多忙に突っ走った自分、40代ではそれまでの自分の行動が同世代とどのくらい差があるのかを感じてしまう年代。
体力もメンタルも落ちがちな40代は、運動や趣味がその後の幸福度を変えるとも言われています。
そんな大事な40代で、運動しないとどうなるのか?
これから40代をどう過ごすのかによって、50代以降の明暗が分かれます。趣味から簡単に無理せず始められるスポーツで楽しい人生を一緒に過ごしましょう。
本記事では、40代で運動しないとどうなるのか、メンタルにポイントを絞ってお話します。
40代運動しないとどうなる?あなたの50代
耳が痛いかもしれませんが、結論をあなたにハッキリ伝えます。
40代のうちに運動しないと、あなたの50代は活力がなく、刺激もない同じ毎日を過ごすことになります。
よく考えてみてください。
40代になったあなたは今、どのようなことを感じて生活しているでしょうか?
毎日、充実している感じですか?
無駄に忙しいばかりの毎日でしょうか?
体が疲れていたり、精神的につらい状態にいるかもしれません。
逆に、変化のない日常に、少し退屈している人も、なかにはいるかもしれませんね。
もし、40代をだらだら過ごしてしまったら、50代になってから体に重みとなってのしかかってきてしまいます。
逆に、今を全力で楽しむことで、50代がより華やかなものになります。
男女ともに、40代で運動しないとどうなるかの共通点は次のとおりです。
- 体力低下によって外出する機会が減る
- 運動不足による肥満がちになる
- 新鮮な感情を得なくなり性格が陰湿になる
- 日常に刺激がなくなり老化が加速する
スポーツ庁の2022年度の「体力・運動能力調査」によると、この10年間で40代女性はほとんどの体力テストの項目で低下傾向にあり、「1週間に一日もスポーツをしない」と答えた人は5割にものぼるそうです。
身に覚えがありますよね?
まさに、40代こそが踏ん張りどころ!
ここを、パワフルに乗り越えて50代も謳歌しましょう。
40代女性の運動不足によるメンタルの影響
20代と30代を懸命に生きている女性、40代になってからも時間に追われる生活は変わらずに、自分を追い込む毎日、追い込まれる日常、運動をしようという気持ちにはなかなかなれません。
運動不足が続くと、自分に自信がなくなり、だんだんと身なりに気を配らなくなっていませんか?
「自分なんて…」
そう思ってしまうのも、自己肯定感と自信の無さの現れ。
女性の運動不足は女性ホルモンにも影響を及ぼし、健康面だけじゃなく、女性的な面でも元気がなくなってしましまいます。
この頃から、運動をしない理由が言い訳っぽくなってきます。
めんどうくさい?仕事や家事が忙しいから?体を動かすのが好きじゃないから?
それってもう、心が後ろ向き。
運動不足は、あなたに本来あるべき行動への意欲すら奪ってしまうのです。
40代男性の運動不足によるメンタルの影響
20代でいろんな壁にぶち当たり、30代で乗り越え、40代では社会の中間に挟まり右往左往、仕事や事業で忙しく、運動なんて考えている暇はない!
40代の男性は、30代よりも顕著に身体的特徴として現れます。
全身の筋肉量は女性の約1.4倍ほどあるだけに、筋肉量が減ると体力に直結します。
筋肉量が減ると基礎代謝も下がり、同じ食事量でも太りやすくなります。
運動する体力が減れば楽をしようという思考になり、歩かない走らないので日常的な動きですら億劫に感じるように。
40代男性が運動をしないと肥満が加速するか、膝や腰などに痛みを感じるようになることも。
それによって、出不精になってしまい、時間があるはずの40代を無為に過ごすことになりかねません。
40代の運動不足を趣味や習い事で解消する方法
私たち40代は、人によって様々ですが家事・育児・仕事に追われ、休日には「せっかくの休みだから」とついつい休息に時間を充てていることと思います。
でも、よ~く振返ってみてください。
たった15分という時間もありませんか?
「運動」と聞くと、ジョギングしたり、20回1セットの腕立て伏せをしたりというのを想像するかもしれませんが、そんなに構える必要はありません。
お風呂上りに軽くストレッチするとか、毎朝短めのラジオ体操をするだけでも、するとしないでは大違い!
趣味が自然に運動に繋がるものと、思い切って習い事を始めてみたい人向けに、次のことを始めてみるといいですよ。
一般的に、有酸素運動と無酸素運動がありますが、運動負荷を考えて、長く続けられるように軽めの運動を紹介します。
運動不足を解消するおすすめの趣味
あなたの好きなことはなんですか?
音楽を聴いたり、読書をしたり、映画を見たり、趣味はいろいろあると思います。
運動不足を解消する趣味として、私がおすすめするのは、2つ。
はっきり言って、この組み合わせ、最高です。耳で聴く読書が注目されていて、両手が空くから忙しい現代人にぴったり。
ただ読み上げてくれるだけじゃなく、好きな俳優や女優の声で聴ける。好きな芸能人を探してみてください。
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ただ、オーディブルを聴きながらのウォーキングは、交通量の少ないところでしましょう。
決して大音量で聴くものではありませんが、安全に配慮しすぎることはありません。
次におすすめなのが、上半身は空いているのでテレビを見たり読書をしたり、スマホをいじったりもできる、ながら運動のグッズです。
やはり、忙しいあなたにとって、運動だけに割く時間は少しもったいないと思ってしまいますか?
誰でも、最初の一歩は重たく出しづらいものです。
だからこそ、40代の今、その一歩を出しておくことで、50代になったときの一歩一歩が軽いものになります。
では、自宅でできる習い事はどんなものがあるでしょうか?
運動不足を解消するための習い事
激しい運動ではないけど、自分と向き合い、新たな自分との出会いがあるヨガは習い事にぴったりです。
オンラインヨガだと、教室に行く必要もないし、移動時間もないから時間的ロスもいりません。
ポーズによっては、そんなにつらい姿勢でもないし、専用の器具がなくて必要なのはヨガマットくらい。
手を広げてぐるっとまわって、何も当たらないくらいの広さの空間があれば十分。
まずは、30分だけ、動画を観ながらやってみてください。
初日から心地いい疲れがあなたを癒してくれます。
毎日じゃなくてもいいんです、週に1回、3日に1回、あなたのペースで。
大丈夫、誰も急かしたりしませんよ。
今なら、本格的なヨガレッスンを30日100円で受けることができます。
「自分から進んではやらないな」と不安に思っているあなたに必要なのは行動できる環境です。
SOELU公式 https://lp.soelu.com/
普段の動作に負荷を取り入れる
運動しなきゃ!と考えるとめんどくさい気持ちになったりしますが、普段あなたがしている動作がそのままトレーニングになることを取り入れると、あなたの知らないうちに体に負荷を与えることができます。
例えば、イスをバランスボールに変える。
これだけで、めんどくさがりな人でもなかば強制的に体幹を鍛えることができます。
ただひとつ注意点、転がるバランスボールよりも転がらないバランスボールがおすすめです。
転がるタイプだと、けっこう邪魔になって、部屋の隅のほうに追いやられることがありますが、転がらないバランスボールだとイスとして使い勝手がいいので違和感なくトレーニングできます。
転がらないバランスボールについては、こちらの記事をご覧ください。
運動不足を解消するゆるっとトレーニング
趣味や習い事を始めるのにも抵抗がある人も多いと思います。
そんなあなたには、普段の生活にほんのちょこっとプラスアクションでゆるっとしたトレーニングになる動きを取り入れてみてはどうでしょう?
いきなり激しいトレーニングを始めるのも体に負担が大きいし、半年くらいかけて運動不足の体を慣らしていくのもアリです。
私も普段の動きに取り入れています。体幹が鍛えられると、全ての動作が楽になり、長年悩まされていた肩こりから解放されます!
- 朝起きたら、背伸び、したまま左右に伸ばす
- お風呂上りにフェイスタオルの両端を持って引っ張る
- 歯磨き中は片足で立つ
- 家にいるときはつま先立ちで動くようにする
たったこれだけ?と思うかもしれませんが、何を始めるにも、小さな一歩が大きな一歩へなります。
まずはやってみて、先へつなげていきましょう。
40代運動しないと50代に与える影響
50代はすぐにやってきます。
40代の今だからこそ、できることがあります。でも、40代で何も運動せずに過ごしてしまったらどうなるのか?
50代になったときにあなたがどうなるかを想像しておきましょう。
体力的なことだけでなく、心の体力も低下してしまって、新たに何かチャレンジしようという気概がなくなってしまうかもしれません。
基礎代謝の低下
基礎代謝は、人が無意識に行っている活動で必要なエネルギーのことで、体温調節や呼吸、臓器の活動で消費します。
1日に消費するエネルギーのうち、約70%は基礎代謝が占めていて、運動不足により筋肉量や臓器の活動量が低下すると、基礎代謝も下がります。
ということは、食事の量が変わらなくても、基礎代謝が下がることで太りやすくなるということになります。
筋肉量の減少による体力の低下
筋肉量の低下が最も顕著に表れるのが下半身。
下半身と体幹の筋肉量が減ると、全ての日常動作が億劫になるだけでなく、歩幅が狭くなり、歩くだけでかなり疲れるようになってしまいます。
そうなってくると、もう悪循環です。
40代でこれが続くと、50代で一気にくるので、今のうちに取り戻しておきましょう。
生活習慣病のリスク
日常的な活動エネルギーが少ないと、太りやすい体質になってしまったり、年齢を重なるごとに高血圧や糖尿などのリスクが高まり、もし、何かの症状が出てしまうと治療のための費用を要したり、それが原因で生活に制限を強いられるようになってしまいます。
40代で食べたもの、どれだけ動いたかで、50代の健康が決まると言っても過言ではないくらい。
動くのがめんどくさい気持ちはわかります。
「よし、運動するぞ!」と意気込んでするのではなく、あなたの普段の生活の中でほんのちょっと、動きをプラスワンするだけでいいんですよ。
体力の衰えが与えるメンタルの悪影響
20代と30代では、身体的なエネルギーが溢れていたので、多少メンタルが落ちていてもどうにか乗り越えてくることができました。
40代では、徐々にそのバランスが傾き始め、身体的な体力が落ちることでメンタル的なエネルギーにも暗い影を落とし始めてしまいます。
これまでは「よし、やるか!」、「しょうがない、やろうかな」と奮い立たせていたことができなくなり、「まぁいいか」、「後でやろう」と体力の無さがメンタルを引きずり下ろすように。
いいですか?あっという間にそんな日がきます。
40代運動しないと50代を楽しめない
40代になると、仕事や子育てがひと段落して、時間ができる人もちらほら、まだまだ仕事と家庭が忙しい!という人もいます。
どちらの人であっても、運動はこれからのあなた自身のためにできる、自己投資のひとつです。
遊びや食事にはもちろん、美容や家電にはお金を使ったりするのに、健康や自己投資にはお金をかけずに済まそうとしているところがありませんか?
自分のことを大切にするなら、何か始めてみましょう。私がそっと背中を押します。ひとりで続けられないから、誰かと続けるんですよ。
今から始めないと、50代になってからでは後悔先に立たず。
最後に、もう一度、結論をハッキリ言います。
40代のうちに運動しないとどうなるか?
50代では体力も気力も落ちて、楽しめるはずのことも楽しめなくなります。
あなたにとって一番若い今だからこそ、始めるのにぴったりなんです。
まずは、あなたなりの運動方法を見つけて、週に1回からでもいいので始めてみてください。
自分ひとりで続けられないなって思ったら、まずはお試しでオンラインヨガにチャレンジしてみるのも輝く50代へ向かって伸びる道のひとつです。